- 5月 20, 2026
- 5月 12, 2026
妊娠前にしておくべき検査
「そろそろ妊娠を考えているけれど、何から始めればいいのか分からない」
「妊娠前に必要な検査ってあるの?」
妊娠を希望される方から、このようなご相談をよくいただきます。
妊娠前に体の状態を整えておくことで、妊娠しやすさや妊娠中の安心につながります。
当院では、妊娠前の健康チェック(プレコンセプションケア)を行っています。
1. 妊娠前に検査を受けるメリット
- 妊娠しやすい体づくりができる
- 妊娠に影響する病気を早めに見つけられる
- 妊娠中のトラブルを予防できる
- 安心して妊活を進められる
妊娠前の検査は、将来の赤ちゃんとご自身の健康を守るための大切なステップです。
2. 妊娠前にしておくべき主な検査
① 血液検査(貧血・肝機能・腎機能・甲状腺)
妊娠に影響する体の状態を確認します。
- 貧血があると妊娠中に症状が悪化しやすい
- 甲状腺の異常は妊娠に影響することがある
② 風疹・麻疹・水痘などの抗体検査
妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響が出る可能性があるため、抗体の有無を確認します。
抗体がない場合は、妊娠前にワクチン接種を検討します。
③ 子宮頸がん検診
妊娠前に子宮の状態を確認しておくことが大切です。
④ 超音波検査(子宮・卵巣のチェック)
以下のような状態が妊娠に影響することがあります。
- 子宮筋腫
- 子宮内膜症
- 卵巣嚢腫
妊娠前に把握しておくことで、安心して妊活を進められます。
⑤ 性感染症検査(クラミジア・淋菌など)
自覚症状がなくても感染していることがあり、放置すると不妊の原因になることがあります。
⑥ 風疹ワクチンの接種歴確認
妊娠初期に風疹に感染すると、赤ちゃんに影響が出る可能性があります。
抗体がない場合は、妊娠前にワクチン接種を検討します。
⑦ AMH検査(卵巣年齢のチェック)
卵巣の予備能(卵子の残り具合)を調べる検査です。
妊活の計画を立てる参考になります。
3. 妊娠前に整えておきたい生活習慣
- 葉酸の摂取(妊娠1か月前から推奨)
- 適度な運動
- バランスの良い食事
- 禁煙・節酒
- ストレスケア
生活習慣を整えることで、妊娠しやすい体づくりにつながります。
4. 受診のタイミング
以下のような方は、妊娠前の検査をおすすめします。
- 妊娠を考え始めた方
- 妊活を始める前に体を整えたい方
- 生理不順がある方
- 婦人科の病気が心配な方
- 35歳以上で妊娠を希望している方
妊娠前の検査は、安心して妊活を進めるための大切な準備です。
5. 当院での妊娠前検査について
- 産婦人科専門医が丁寧にカウンセリングします
- 必要な検査だけを無理なくご提案します
- 結果はわかりやすく説明します
- 妊活の進め方についてもご相談いただけます
妊娠を考え始めたら、まずはお気軽にご相談ください。
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執筆者プロフィール
冨永 貴恵(とみなが きえ)
産婦人科専門医|薬院きえレディースクリニック院長(福岡・薬院)
福岡市薬院エリアで、女性の「ちょっと気になる」を気軽に相談できる婦人科を目指しています。
生理痛・PMS・更年期・おりもの・妊活など、年齢に関わらず多くの女性が抱える不調に寄り添い、
“不安をひとりで抱え込まない医療”を大切にしています。
ブログでは、産婦人科専門医としての知識を、やさしく・わかりやすくお届けしています。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。