- 6月 2, 2026
- 5月 31, 2026
子宮頸がん検診の流れと痛みの有無
「子宮頸がん検診を受けたいけれど、痛いのでは…」
「どんな検査をするのか不安」
そんな声をよく耳にします。
子宮頸がん検診は、早期発見にとても効果的で、数分で終わるシンプルな検査です。
この記事では、検診の流れ・痛みの有無・受けるタイミングについて、産婦人科専門医がわかりやすく解説します。
当院では子宮頸がん検診を行っています。初めての方も安心して受けていただけます。
1. 子宮頸がん検診とは?
子宮頸がんは、子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんで、20〜40代の女性に多いのが特徴です。
検診では、子宮頸部の細胞を軽くこすって採取し、異常がないかを調べます。
数分で終わり、服を脱ぐ時間を含めても10分程度で完了します。
2. 子宮頸がん検診の流れ
① 問診
月経周期、妊娠の有無、症状などをお伺いします。
② 内診台へご案内
リラックスして受けられるよう、体勢を整えていただきます。
③ 腟鏡(クスコ)を使用して子宮頸部を確認
腟内に腟鏡という器具を入れて、子宮の入り口を見えるようにします。
圧迫感はありますが、痛みはほとんどありません。
④ 子宮頸部の細胞を採取
専用のブラシで子宮頸部を軽くこすり、細胞を採取します。
チクッとする程度で、強い痛みはありません。
⑤ 終了(数分で終わります)
検査後はすぐにお着替えいただけます。
出血が少し出ることがありますが、通常は心配ありません。
3. 子宮頸がん検診は痛い?
よくいただく質問ですが、多くの方が「思ったより痛くなかった」とおっしゃいます。
痛みを感じやすいポイントは以下の2つです。
- 腟鏡を入れるときの圧迫感
- 細胞を採取するときの軽い刺激
どちらも数秒で終わる程度で、強い痛みではありません。
痛みに不安がある方には、できるだけ負担の少ない方法で検査を行いますのでご安心ください。
4. 子宮頸がん検診を受けるタイミング
以下のタイミングでの受診をおすすめします。
- 生理が終わって数日後(最も検査しやすい)
- 性交渉の予定がない日
- 妊娠を希望している方は早めに
生理中は検査ができないため、日程に余裕を持って予約するのがおすすめです。
5. 子宮頸がん検診を受けた方がよい人
- 20歳以上の女性
- 性交経験がある方
- 前回の検診から2年以上空いている方
- 不正出血がある方
- おりものの変化が気になる方
子宮頸がんは、検診で早期発見できれば治療がしやすいがんです。
6. 当院での子宮頸がん検診について
- 初めての方でも安心できるよう丁寧に説明します
- 痛みに配慮した検査を行います
- 必要に応じて超音波検査も追加できます
- 結果はわかりやすくお伝えします
子宮頸がん検診は、あなたの未来を守る大切な検査です。
不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
執筆者プロフィール
冨永 貴恵(とみなが きえ)
産婦人科専門医|薬院きえレディースクリニック院長(福岡・薬院)
福岡市薬院エリアで、女性の「ちょっと気になる」を気軽に相談できる婦人科を目指しています。
生理痛・PMS・更年期・おりもの・妊活など、年齢に関わらず多くの女性が抱える不調に寄り添い、
“不安をひとりで抱え込まない医療”を大切にしています。
ブログでは、産婦人科専門医としての知識を、やさしく・わかりやすくお届けしています。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。