- 5月 18, 2026
- 5月 12, 2026
おりものの色・においでわかること
「最近おりものの色が変わった気がする」「においが気になる…」
そんな不安を抱えている方は多く、婦人科でもよく相談される症状のひとつです。
おりものは体の状態を映す“バロメーター”のような存在で、
色やにおいの変化から体調や病気のサインがわかることがあります。
おりものの変化が気になる方は、当院での検査や治療が可能です。
1. おりものの役割とは?
おりものは、腟内を清潔に保ち、感染を防ぐために分泌される大切なものです。
通常は以下のような状態が「正常」とされています。
- 透明〜白っぽい色
- 少しとろみがある
- 強いにおいはない
生理周期や体調によって量や状態が変わることもあります。
2. おりものの色でわかること
① 白色(ヨーグルト状)
カンジダ腟炎の可能性があります。
- ポロポロした白いおりもの
- 強いかゆみ
- 腫れ・赤み
② 黄色・黄緑色
細菌性腟症やクラミジア感染症などの可能性があります。
- においが強い
- 泡状のおりもの
③ 茶色
生理の終わりかけに見られることが多いですが、
不正出血の可能性もあります。
④ 灰色
細菌性腟症(BV)でよく見られる色です。
色の変化が続く場合は、婦人科での検査をおすすめします。
▶ 婦人科検診・超音波検査について
3. おりもののにおいでわかること
① 酸っぱいにおい
正常なおりものでも感じることがあります。
② 生臭い・魚のようなにおい
細菌性腟症(BV)の特徴的なにおいです。
③ 甘いようなにおい
ホルモンバランスの変化で起こることがあります。
④ 強いにおいが続く
感染症の可能性があるため、受診をおすすめします。
4. おりものの量・状態の変化でわかること
- 量が急に増えた:感染症の可能性
- 泡状:トリコモナス腟炎
- とろみが強い:排卵期のサイン
- 血が混じる:不正出血の可能性
おりものの変化は、体のサインとしてとても重要です。
5. 受診の目安
以下のような場合は、婦人科の受診をおすすめします。
- かゆみ・痛みがある
- においが強い・悪臭がする
- 色が明らかに変わった
- 量が急に増えた
- 性交痛がある
- 症状が繰り返し起こる
当院では、おりもの検査・性感染症検査・治療が可能です。
6. 婦人科でできる検査・治療
- おりもの検査(顕微鏡検査)
- 性感染症検査(クラミジア・淋菌など)
- カンジダ・細菌性腟症の治療
- 必要に応じて超音波検査
治療は症状に合わせて行い、ほとんどの場合は改善が期待できます。
7. おりものの変化は“体からのサイン”です
おりものの変化は、体が「何かいつもと違うよ」と教えてくれているサインです。
恥ずかしいことではなく、婦人科でよくある相談のひとつです。
気になる症状があるときは、どうか一人で悩まずご相談ください。
8. 当院での診察について
- 初診の方でも安心できるよう、丁寧にお話を伺います
- 内診が不安な方には、無理に行いません
- 必要に応じて検査を行い、原因を一緒に確認します
- 再発しやすい方には予防方法もご提案します
おりものの変化でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
▶ Web予約はこちら
執筆者プロフィール
冨永 貴恵(とみなが きえ)
産婦人科専門医|薬院きえレディースクリニック院長(福岡・薬院)
福岡市薬院エリアで、女性の「ちょっと気になる」を気軽に相談できる婦人科を目指しています。
生理痛・PMS・更年期・おりもの・妊活など、年齢に関わらず多くの女性が抱える不調に寄り添い、
“不安をひとりで抱え込まない医療”を大切にしています。
ブログでは、産婦人科専門医としての知識を、やさしく・わかりやすくお届けしています。
気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。